松一松一

柄や素材を軸に遊び心も取り入れる

20周年記念

別府 直樹様 / 株式会社 コージツ

松一からの提案
その時の流行りの柄や素材を軸に、王道の装いの中にも別府様らしい遊び心を加味することを意識してご提案させていただきました。袖口にワンポイントの刺繍を入れ、裏地も少し派手目なものを使用し、装う遊び心を演出させていただいています。

スーツを15年間装って仕事をしてきたが、親父の物流会社を継ぐか悩みに悩んだが、継ぐことに決め、15年間装ってきたスーツを脱ぎ、現場の作業着に着替えた。初めて会社に行ったら、「おはよう」の挨拶もない淀んだ社風で、現場に入り、仕事をする日々で、帰ってシャワーを浴びると、チリ埃で黒くなった水が頭の上から流れ、何のために会社に戻ってきたのか、会社をよくするために戻ってきたのに、良くならない業績、退職していく社員、悔しくて涙を流した。
数年が立ち、私自身が既製のスーツに袖を通し経営の勉強を始め、社風が、徐々に学ぶ社風が出来始めたことです。その時期にある会の会長をする機会をいただき、既成のスーツではなく、久々にスーツを仕立てることで気合を入れ、2年間の会長職に挑戦しました。
その際に、学ぶ後輩だったこともあり、松一で初めてスーツを仕立てました。ファッション好きの私としては、多くの生地、多くの釦、裏地を見せてくれることで、我慢をしていた気持ちを開放してくれ、また、オプションが掛からない事が、スーツを仕立てる喜びを思い出させてくれ、私の事を理解した上で提案し続けてくれているので、会長職をする際の所信表明、海外での事業展開する際、会社の創業20周年のパーティーの時など、常に大切なシーンでは、常に松一のスーツを装って、自社の社員さんの協力もあり、2年間会長を務めあげた時に社内も大きく変わりだした。国内物流から海外貿易、世界に喜びの輪を広げる事業へと創業20周年を迎えることが出来ました。

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